仕事柄、これまで、多くの子どもさんの野球の動画を見てきました。

今日は、中1のお子さんのピッチングフォームを見せていただき、『どうすれば球速・スピードが速くなります

か?』というご質問でした。

 

中1のお子さんは最近は、野球を始めたころのフォームに戻っていますとのことでした。

見た印象は、一見正しいフォームに見えるけれど、コントロール重視しすぎるのか、しっかり腕が振れてない、

投げる瞬間に胸が張れていると、腕が遅れて出てくるので球速が速くなるのが、しっかり胸が張れていない。

そんな印象でした。

 

速いボールを投げるにはどうすれば良いか?

速いボールを投げるには、

肩周りだけが強くてもだめで、遠くへ投げたり、速く投げるには背筋力が必要です。

 

自分のヤングジャガーズ時代の先輩、

横浜で活躍された野村弘樹さんは、中学時代、よく懸垂をされていました。

それもゆっくり上がってゆっくり下がる懸垂ではなく

反動を生かした、リズミカルな懸垂で上手に何度もされていたのを見て、もちろん当時のチームで

一番すごい選手でしたので、見習って、皆で懸垂を取り入れて同じようにやったもんです。

 

懸垂はいわゆる、ぶら下がるだけでも背筋力を鍛えることができます。

それを前後に反動をつけながら、リズミカルに速く懸垂をすることで、

背筋力をつけながら、肩周りの強化、僧帽筋の強化、広背筋の強化、柔軟性

動きの連動性を身につけることができます。

 

それをゆっくりでなくリズミカルに行うことで、

瞬発力のある筋肉、使える筋肉が出来、ピッチングにいかせる動きの連動性が

上がっていったのではないかと思います。

 

小さい頃は、とにかく、かっこいいピッチャーのまねができるようになること。

第3者が見て、かっこいいフォーム、立ち振る舞いができるようになることが大切です。

 

小学校6年間の野球、中学校3年間の野球で、その子の野球の基礎、土台、軸が出来上がります。

その上に、技術というものが初めて乗っかってきます。

それには、きちんとしたフォームを作っておいた方が良いし、

正しいフォームで投げることが必要になってきます。

 

プロに行く選手や高校野球で活躍する選手は、必ず小中高とかっこいい投げ方、打ち方をしています。

プロに入ってから、独自のスタイル、独自の打ち方、投げ方に変化する選手もいますが、

それでも基本は外していません。

 

小学生は、とにかく速く投げたい、とにかく遠くへ投げたいと思う気持ちが強く

無駄な動作・動きが多い子、癖の強い子が多く、かっこいいフォームが出来てないことが多いですね。

 

『結局はかっこよく投げなきゃダメ』

今回甲子園に行った広陵高校のピッチャー

エースの平本銀次郎投手、10番山本雅也投手、2年生の森悠祐投手のフォーム

どの選手も、かっこいいフォームでした。これからの伸びしろを感じるフォームです。

 

テレビでは、毎日プロ野球中継をしていて、すごいピッチャーのピッチングを

見ることができます。しかも録画できます。これが一番のお手本で、自分にとって

一番かっこいいと思えるピッチャーのまねをしっかりしてみると良いと思います。

 

 

『野球は思い切りが必要』

ピッチャーはしっかり腕を振ることが基本

バッターは強いスイングができることが基本

中1ではそれができていれば良いと思います。

 

打者でいうとバッターボックスでの構える姿や、バッドスイングや

ふるまい、たたずまいがかっこいい選手

ボールの見逃し方さえ、タイミングが合っている

思わず外野がフェンスにくっつきたくなるような

威圧感のあるバッターは、ピッチャーにとっても嫌だし

野手にとっても嫌なものです。最近では広陵の中村奨成選手ですね。

自信を持って打席に立つ、ピッチャーマウンドに立つ

これは、普段の練習から意識して取り組むことが大切ですね。

 

実現するには、ただがむしゃらにというより、

野球は考えて練習しなくてはならないので

精神力をつけるために振り込むのも良いけど

どうやったら速いボールを投げれるか、

どうやったら強いスイングができるか、日々の研究が必要になります。

長々となりましたが、今日はこの辺で・・・