9月に入って、踵骨骨端症の小学生が2名来院されました。

二人とも、野球をしています。

踵骨骨端症(セーバー病)とは、踵骨(かかとの骨)のアキレス腱付着部の

アキレス腱牽引による骨端炎で、好発年齢は7~10歳の活発な男子または

太った男子に多く、『走るとかかとが痛い』と受診される場合は

セーバー病を疑います。最初は走ると少し痛む程度ですが、進行すると

運動中にも痛みが出て、練習に集中ができない場合があります。

X線診断では、骨端部の硬化、分節化が見られます。

かかとには脂肪の層がしっかりついていますが、過度な運動、

不適切な靴、(野球やサッカーのスパイクは底が薄いため、

まともに衝撃を受けやすい)等も原因であると言われています。

当院では、身体全体の姿勢を見て、バランスの調整をします。

ふくらはぎの柔軟性が低下している場合が多いので、ふくらはぎから

足首の施術、痛みに応じて超音波、微弱電流をかけます。

ご家庭では、踵の部分にインソールを入れてもらったり、痛みが強い間は

アイシング、湿布の手当て、

スポーツ活動を少し弱めにするか休むこともあります。

かかとは血流が豊富な場所で治りやすいのですが、痛みが出てから

1年間くらいは繰り返すことも多いので、インソールや

アイシング、湿布等で手当てをしていく必要があります。