本日、台風のため、広島県鍼灸学術大会で発表予定でしたが、中止となり、久しぶりに1日穏やかな休日を過ごすことが出来ました。台風は甘く見ちゃいかんですが、とりあえず、台風に感謝です。夕食では、本当に久しぶりに家族揃って、沢山会話をしながら美味しくいただきました。これまた感謝です。

確かに、今回の発表に向けて、一応、会の代表でもあり、下手な発表をするわけにもいかず、少なからずプレッシャーを感じていました。題材を考える時は、会の先輩方のアドバイスもいただきました。パソコンが壊れて(壊して)いたので、パワポが作れない→買い換えました。7月、8月と災害ボランティアに行きつつ、実家の父の見舞いに行きつつ、仕事の合間に原稿を考え、専門学校時代の恩師にもアドバイスをいただき、やはりパワポで作ってみることにしました。母校の図書室は、最高の環境なので、定期的に通い、参考文献を司書の先生に探してもらったり、探したりしました。でも、一番の参考文献は、私が診させていただいた患者さんであり、そのカルテだと気が付きました。やはり、最初に作った資料でOKだと思いました。飾らずに、自分が診させていただいたそのものを、発表しようと提出しました。この数年で悲しいかなサイズアップしていたので、スーツを買い換えました(笑)マイクで話したことないや!と心配になり、カラオケボックスにPC持参して、マイクで話す練習もしてみました。毎日数回、発表の練習もしました。しかし、残念ながら、台風接近、通過となり、学術発表会は中止となりました。

でも、私は、この準備した期間がすごく愛おしくて、全く残念に思いません。ただ、発表の場がなくなっただけです。今回の発表に向けて、患者様のカルテを振り返って、読み直して、自分自身が大変勉強をさせていただきました。今後の治療に少しでも役立てていきたいと思っています。

そして、恩師のFBのポストで、印象的な言葉に出会いました。

「できないことが、育てるものもある。」団士郎さんのお言葉だそうです。最近とくとこの手の本、読むことがなかった。不勉強です。早速読んでみたいと思います。

いかような意味にもとれます。

かつての日本は戦後、本当に苦労した方も多くて、思い通りの人生なんて、送れた人は少なかったと思います。今でも、思い通りの人生なんて歩んでいる人は、沢山いるわけではないでしょう。でも物資は充足して、生活も便利になって、何でも努力を怠らなければある程度は自分の思い通りになる人生が手に入るようになりました。万能感を感じる人も、昔より多くなったのかもしれません。

しかし、病気もあるし、自然災害もあります。恋愛も思い通りにならないことの一つです。

大変な病気、大変な災害は、本当に辛く、悲しいことです。でも、そればかりではなくて、その経験の中でも、病気が治ったら、復旧したら、と考えを温めたり、希望を持って過ごしたり、出来ない、病気になった、治らない、ふられた、その経験こそが、出来る時に、きっと生きてくるのかなぁと、勝手に意味を受け止めた次第です。そして、この考え方は、身体は常に一定ではなく、変化していて、その状態に応じて、自然治癒力を高じていこうという東洋医学の考え方に通じるものだと思います。

晴れも好し

雨も佳し

雪も亦宜し