2019.01.29
末端冷え症の方に・朝・晩のストレッチとツボ押しがおすすめです。
先週、大寒に入ってから、広島では雪が降りました。1年で最も寒い時期と言われていますが、寒中も2月3日の節分まで、立春が待ち遠しいですね。とはいっても2月、3月もまだまだ寒い日もありますが。
お身体を触らせていただいていて、男性、女性ともに、末端冷え症の方が多いです。
冷え症は、辛いのと、痛みを誘発しやすいし、身体を痛めやすいです。(ぎっくり腰、ぎっくり背中、腰痛、肩こりなど)
朝目覚めた時、布団の中で出来るストレッチを行ってから、起きるようにすると良いですよ。
①足首を動かす。②両ひざを立てて左右に倒したり、膝を曲げたまま、蛙のように開脚する。(開くところまで、無理をしない)③膝を立てて、片膝ずつ、両手で抱きかかえる。④起きて、猫ちゃんのポーズ→腰を反らすポーズを行う。⑤ツボ押しをする。
①~④までは、軽めのストレッチで、スポーツ前のウォーミングアップの更にアップのアップ(ウォーミングアップの手前の手前)というイメージで行ってみましょう。(だらだら、ゆるゆるで)
⑤は起きて、食卓の椅子にでも座ってからツボ押ししても良いです。
【ツボ押し】は、①足三里
②合谷
です。どちらから押しても構いません。どちらのツボも
『通経活絡』といって、経絡を気血がめぐってくれるツボです。
朝の目覚めのツボ押しにはぴったりのツボです。
①足三里は、諸種の慢性疾患、「諸病皆治す」、「五労七傷を療す」と言われるほど、万能のツボです。胃経のツボなので、胃の動きが悪い時におすすめです。東洋医学では、胃腸が上手に働いてくれることは健康の源といわれるので、おすすめです。
②合谷は、大腸経のツボで、便秘や下痢症状に良く、経絡の流れが腕を通って鼻まで通っているので、花粉症などに良く、目やお顔まわりの主治穴なので、目の疲れ、痛み、お顔のリフトアップだけでなく、歯の痛みや喉の痛みなど、足三里同様万能のツボです。
両方のツボを押さえても、2分もかかりません。
コツはツボに対して垂直にゆっくり優しく押すことです。
どちらのツボも、身体の血流を良くしてくれるツボなので、末端冷え症の方にピッタリですね。身体が冷えすぎていたり、疲れている時は「ツボにお灸」も良いですよ。
朝のストレッチ・ツボ押し、ともにお試しくださいね!
※食後、入浴の直後は避けてください。晩は、寝る前に行うと、入眠しやすいです。