2021.03.16
春の症状・肝の病証に鍼灸治療を。
全身美容鍼を受けてくださったk様。1日10時間前後立ち通しのお仕事をされており、お悩みはお顔のたるみ、むくみ、脚のむくみ、肩こり、腰痛でした。
立ちっぱなしと座りっぱなしの場合、座りっぱなしの方が健康被害が大きいです。
その点k様は立っている時間が長く、筋肉が引き締まっておられました。
ただし、姿勢が少し猫背だったり、反り腰だったりすると、肩こり、腰痛の原因になりやすいです。疲労が溜まり解消出来ずにいると、むくみやすくなります。
長時間、同じ姿勢を続けると、姿勢が崩れやすいので、矯正するには日々のストレッチが一番です。
また、肩こりや腰痛は姿勢が悪いのも一因ですが、筋肉の血流が悪くなることで疲労物質が溜まり、そのままにしておくとコリや痛みなどの問題が起きます。腕や肩が疲れたままになっていたり、頭皮が固くなると、たるみやむくみの原因となります。
解消するために20分〜40分のウォーキングやゆるジョグをして身体のめぐり、循環を良くさせることが大切です。
加えてお顔、お身体に鍼をすることで、鍼を打った箇所に血液が集まり、筋肉がほぐれます。
気血津液のめぐりが良くなり、冷え性、痛み、コリの改善に繋がり、お顔ではむくみがとれ、たるみにくいお肌に近づいていきます。
嬉しい効果沢山の全身鍼を、毎月のお手入れのお仲間に入れてあげてくださいね。
今日は、お身体の鍼にいらしてくださったM様からいただいた、柑橘類🍊八朔にポンカン❣️(すでに沢山食べてしまい、なくなりましたが😅)
「春は酸味を食す」
酸味のある食品は気の巡りを良くしてくれます。また、柑橘類の爽やかな香りは、コロナ禍や雨降りや寒さのストレスを和らげてくれ、リラックス効果もあります。
気の巡りが良くなり、リラックス効果が生まれると、春の症状、肝に関する症状に効果があらわれます。
肝の症状
疲れ目、乾き目、頭痛、肩こり、のぼせ、不眠、イライラ、筋疲労、爪割れ、貧血、pmsなどなど
リラックス効果が生まれると、イライラが緩和されます。1日1時間でも自分のための休憩をとり、自らを癒しましょう〜。