2020.01.27
中学からの野球チーム選びについて・肘のケガ
この時期、小学6年生は、中学からどこのチームに入るか検討している子も多いと思います。野球チームはたくさんあるので、出来るだけ多くのチームに見学に行き、練習に参加し、親子で、しっかり自分たちの目で見て、話を聞いて、自分に一番合うチームに入団してもらいたいと願っています。指導者の言葉かけに魅力を感じたり、実績のあるチ-ム、指導者であったり、練習に参加して自分に合っていたり、1年生から打たせてもらえたり、楽しい雰囲気であったり、入りたいなと思う理由は多々あると思いますが、一つのチ-ムに見学に行って、良い印象だったからとすぐに決めてしまうと、入った後、思っていたチ-ムと違っていたということにもなりかねないので、注意しましょう。
塾と同じで、どのチームも最初はウェルカムなので、どのチームも魅力的に見えるかもしれません。野球は練習や試合の送迎もあったり、お茶当番などもあり、出来れば親の負担の少ないところへ、子どもが自分で通えるところへという理由で決めることもあるかもしれません。親の負担は少なくても、そのチームが良いかどうかは、しっかり見極めておく必要があります。
親子で話し合って納得して決めたチームであれば、お子さんは頑張れます。
今日の午後に来院された野球少年は、全員、肘痛でした。
こんなに痛いのになぜ休まなかったの?と聞くと、騙し騙し練習に参加していたとのことでした。痛みがあるけど休みにくい、休んだらさぼっていると思われる、このくらいで休んでと思われたくない、休んだらレギュラーになれないなど様々なことが考えられますが、肘が痛くて騙し騙し練習をすると、指導者はなぜ、こんなおかしな投げ方をしているのか?という疑問を持ち、まじめに練習をしていないと思う指導者もいるし、誤解を招く原因にもなります。
痛みが強い時は、きちんと指導者に報告し、整骨院、整形外科で治療を受け、リハビリをし、投球は禁止とします。柔道整復師、医師からの許可が出たら、徐々に投球再開していきます。
冬場のこの時期、怪我をして投げられないからこそできる練習もあります。バッティング練習であったり、走り込みであったり、体幹の強化であったり、各種ウィ-クポイントを鍛える良いチャンスです。怪我はしっかり治して、今できる強化をしっかりしておけば、怪我の時間も無駄な時間とはなりません。
春に向けてともに頑張っていきましょう。