2021.06.06
自分の思い描くスイング、バッティングをするための正しい努力とは(院長動画付き)
自分が思うようなバッティングやスィングが出来ないため、結果に繋がらない選手が多くいると思います。
日々練習しても、なかなか目標のスィングが出来ない人も多いと思います。
原因は多々あると思いますが
「正しいスィングの形」と
「今の自分のやっているスィング」の違いが
理解できていないことによると思います。
上達に必要なのは、パワーやスピードではなく、まずは正しいフォームです。
スポーツ上達には、筋力より正しいフォームだという研究結果も出ています。
小学生の頃のバッティングの癖や形は一旦身につくと中高生から変えるのは大変です。(日々体感しています)
小学生だからフォームなんて気にするな、
思い切り振れ、は危険です。
(キューバ選手のフィジカル、ポテンシャルの高さはさておき)
野球を始めた時こそ、正しいフォームを学び
実践することが大切です。
その上で、小学校高学年、中学生ともなると、自分自身でフォームを研究することも出来ます。
正しいフォーム、スィングを見て、研究して、全部一気に自分に落とし込むことは難しいので、各部位ごと、例えば
・膝のタイミングだけを真似する
・トップの位置を考える
・肘の入り方を考える
などなど、、、
少しずつ取り入れていきます。
巷にYouTubeなどもたくさんありますが
やはり教科書は実際にグラウンドで
プレーしているプロ野球選手の動き、スィング、バッティングが最適だと思います。
テレビでしっかり見て
自分との違いを探したり、良いところを真似するのが、自分自身でやる上達方法です。
自分だけではなかなか難しい場合は、コーチに質問しましょう。
注意点は、コーチの指導に頼り切りで、やらされる野球だけをしていると、自分で考えないので、不調と好調の差も自分でわからなくなることがあります。
普段のトレーニング等、自分の体について考えたり、自分なりに考えてやっていくことも大切です。
参考にしてみてください。
今はコロナ禍のため、個人レッスンが多く、正しいスィングについて考えるために、昔のユニフォームを着て振ってみました。
以前の自分を思い出しながら振ったら、ヘッドの重みを感じながら理想の形になっていきました。
剣道をしていたので、竹刀を振るように握りの力を抜き、振る瞬間に力が入ります。
バッティングにはリズムが必要です。相手(ピッチャー)によって自分のリズムは変えません。始動だけです。
ピッチャーに始動のタイミングを合わせていきます。
そんなことを考えながら振っていると、横浜スタジアムで対戦した伊良部さんをイメージしていました。現役時代は4打数1安打3三振。懐かしい思い出であり、今となっては貴重な経験が出来たと思います。