今朝のサンデーモーニングでの張本さんの一言がYahooニュースになっていましたね。

 

張本勲氏、広島ドラ1小園海斗へ苦言「バットの握り方が悪い。人差し指を2つとも遊ばしている」

 

昔からよく言われていますが、「全部の指で握れ」と言われたり、「グリップエンドに小指をかけるな」などといわれてきましたが、自分のタイミングや個性があるので、それも一つの持ち味なので、いろいろなことを言われるのでしょうが、本人は変えることはしないと思います。

それが自分のタイミングであって、それでライトスタンドに入れているので。

国民栄誉賞を何度も辞退している、スター、イチロー選手でさえ、グリップエンドに小指をかけていたし、世界の王貞治さんは、バッティングでタイミングをとる時、脚をあげていました。

張本さんのいうように、10本の指で握れば、確かにインパクトの力は強くなるかもしれませんが、例えば、剣道を例にとってみます。剣道の選手は、竹刀を10本の指でしっかり握ることはしていないと思います。主に、中指、薬指、小指を意識して握るように教わります。それは、親指と人さし指に力をかけすぎないことによって、遊びの部分を作り、リストを柔らかく保って、自分のタイミングで振りぬけるようにとの意味だと考えます。もし、竹刀を10本の指でしっかり握って振りぬくとすれば、どうしてもタイミングが遅くなり、手首のスナップを効かせられないので、敏捷性が落ちてしまいます。

小園選手は、報徳学園で高校ビッグ3になるくらい、2年生で唯一JAPANに入るくらいの選手なので、これまで数多くの指導者にあたってきたと思います。10本の指で握ることも、もちろんこれまでに試していて、その中で自分にとって必要なもの、不必要なものを取捨選択して、今の形になっていると思います。

バットの握り方は、昔のように「しっかり握りましょう」というだけではなく、個々の特性を見ながら握り方を変えていく柔軟性を持った指導を今の指導者はしているのではないでしょうか。

バントにも握り方に個性があります。バントは、10本の指でしっかり握るのですが、指を怪我しやすいので、怪我をしにくい正しい握り方をしっかり習得しましょう!

【プロ野球選手時代の思い出】

当時2軍の試合で横浜スタジアム、イースタンリーグで、あの伊良部投手の剛速球に対して、バントの指示が出たことがあります。あなたは想像できますか。グンと伸びてくる球速150キロのボールをバントすることがどれだけ怖いかを。もちろんサインは2度見します。思わず「えーー」となります。結果は敢無く失敗して、バッティングに切り替えて、無事にヒットを打つことが出来たのは今でも良い思い出です。