2020.02.26
逆子になった時、気を付けること
今年に入って、2月も下旬となりましたが、お腹の赤ちゃんが逆子になってしまったとの妊婦さんが、多く来院されています。
当院ウェブサイト内、鍼灸治療の、安産・逆子・つわりの欄から一部抜粋します。ぜひお読みいただきたいと思います。
「胎児は、早期から子宮の中で自己回転をしていますが、28週位になると頭が恥骨側である、『頭位』で安定するようになります。病院で『逆子ですね』と告げられるのは、27週から28週くらいであり、初診が32~33週くらいまでは、鍼灸治療による回転率は高いとされています。当院では、27~28週で『逆子』とわかったら、出来るだけ早期に、鍼灸治療を始めることをおすすめします。(32週までの鍼灸受診をおすすめします。)
逆子で来院されるほぼ全員の方に、冷え、浮腫みが見られます。また、疲労がたまっておられたり、歩いて、しっかり身体を動かした方が良いと、スクワットなどの体操までされている方もおられます。治療の前にお話をお聴きして、治療後に、今後の養生法などもお伝えしています。
まずは、妊婦さん自身の体調を整えることが大切で、その延長線上に、赤ちゃんがくるっとかえりやすい環境が整うと考えて、鍼灸治療を行っています。
- 冷やさない服装
- 冷やさない食生活(甘い物や冷たい物の多飲多食は避ける)
- 家事やお仕事以外は、出来るだけリラックスして過ごす。
- 疲れすぎない(逆子の場合、ウォーキングは控えめに)
- ご家庭でのセルフケア(至陰、三陰交へのお灸)
- あぐらをかいて座るのを避ける(赤ちゃんが骨盤にはまりやすい)
- 鍼灸治療を受ける。
これらをぜひ取り入れてくださいね!」