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2021.02.22

肌荒れには、美容鍼灸とご自身のセルフケアが有用です。

昨年からのコロナの影響でマスク生活が定着し、肌荒れに悩まされる女性が増えています。寒い日と暖かい日を繰り返す「三寒四温」の今日この頃、空気は大変乾燥していて、おまけに花粉が飛び出し、鼻と口はマスクで隠れていても目には花粉の刺激が入ります。そんなこんなで、乾燥やアレルギ-性からくる肌荒れと、マスクをしていることで表情筋が乏しくなり、お肌のたるみが現れ、ほうれい線を気にされる方も多いです。

肌荒れの対策には保湿ケアや美容鍼灸などを検討される方も多いと思いますが、一番は生活習慣を整えること大切です。肌は内臓の鏡といわれており、体調を顕著に表します。お肌を整えるためには、身体の内側からといわれるのはそのためです。

・22時~2時の間を含む一日7時間程度の睡眠をとる。(成長ホルモンにしっかり肌を修復してもらいましょう。)

・食事のバランスを考える。(ご飯、おかず、お汁、パン、おかず、ス-プなど、多品目の食材を意識する。「まごわやさしい」豆、豆腐など、ゴマ、種子類、わかめ、海藻類、野菜、緑黄色及び淡黄色野菜、魚貝類、椎茸、キノコ類、いもなどを意識して摂れたら良いですね!)特に現代では、腸を整えることで、免疫力がアップするといわれています。免疫力がアップすると、花粉症などのアレルギ-症状が起きにくくなると思われます。便秘を改善するのにも適した食材が「まごわやさしい」です。

・ストレッチやウォ-キングなど、出来れば有酸素運動を一日30分、週に3回程度行いましょう。(肌のターンオーバーを促す=新陳代謝を良くすれば、肌の生まれ変わりが早まり、きれいなお肌が期待できるので、身体のめぐりを良くすることが大切です。またパソコンやスマホなど同じ姿勢をしていたり、何時間も座りっぱなしだと、お肌もたるみやすくなります。)

・1日の最後はお風呂につかり、温まる。(冷えは血流が滞る原因=肌の毛細血管に新しい血液がいきわたりにくいので、美肌と縁遠くなる)

こうした日々の生活習慣の改善でお肌の調子は少しずつ改善されてきます。プラスαとして、肌の皮脂分泌のバランスを整える美容鍼灸や、ご家庭で、ご自分で、養生のツボ(合谷、足三里、三陰交など)に日々お灸をするなどが挙げられます。

何より、自分自身で考えながらセルフケアをすることで、「きれいになあれ、きれいになあれ」の念がお肌に込められます。この力は本当に大きくて見逃せないのです。(私は毎日膝下・ふくらはぎ、すね、足裏にニベアを塗りながら、脚が軽くなれ、楽になれとまるでレ-ス前の競輪選手のように念じながらセルフマッサ-ジをしています。そうすると翌日足が軽く、とても走りやすいのです!

話が脱線しましたが、お肌のトラブルで鍼灸治療を受けられる場合は、お顔だけではなく、合わせてお身体の治療も一緒にされるとより効果が表れやすいです。何といってもお肌は内臓の鏡、ツボは内臓を刺激することがその所以です。

自分の心と身体と対話して、セルフケアに力をいれていきましょう!