しょう整骨院鍼灸師です。普段は女性の鍼灸治療、妊活
逆子、美容の鍼灸を主に行なっていますが、今日は卓球をされる男性の足の痛みに鍼灸治療をしました。

卓球は、前傾姿勢で足のつま先部に体重をかけることが多く、前後移動や横移動時に素早く動いてつま先でストップをかけるを繰り返します。

その繰り返しで、同じ箇所を何度も打ち付けることの刺激で血流が悪くなり、神経が圧迫され、痛みが生じたのではないかと考えました。

このような症状は整形外科疾患ではモートン病と呼ばれます。

高いハイヒールを履いた女性に多く、つま先部分を締め付けられている人に多い症状で、ランニングやウォーキングのし過ぎでも起きることがあります。

ハイヒールや細身の靴を履いて起きている場合は、靴を変えること、スポーツやお仕事の後は足や足指をセルフマッサージしたり、下半身を中心にストレッチをして筋疲労を溜めないことが、普段の生活では大切だと思います。

特に運動で痛めている場合は、しばらく運動を休むこと
同じ動きばかりで起きているので、普段と違う動きを取り入れたり、足をリラックスさせることをしてもらいたいです。

鍼灸治療では、筋肉が疲れているので、脈などから補う鍼をしつつ、ズバリ局所治療、足裏、甲に鍼をしお灸をします。
痛みのある箇所の近くに刺入すると、ズーンと響きます。

締め付けられていた筋肉などが緩み、血流が良くなり、圧迫感が少なくなることで、痛みがかなり緩和され、今までテーピングで凌いでいたのが嘘のように楽になったといわれ、スムーズに歩けると喜んでいただきました。

自分がわかる痛みは想像がつき、治療しやすいのですが
自分が体験したことのない痛みは、試行錯誤ですが
痛みが少しでも楽になるよう鍼灸をしていきます。