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2020.03.08

鍼灸で身体本来の力を高めよう

風邪やウィルスが流行する時期、鍼灸治療は免疫系に良い影響を与えるといわれています。

鍼(はり)では

血中へのT細胞やNK細胞の移行が促進されることが報告されています。
※T細胞
ウィルスなどに感染した細胞を見つけて排除する。 .
※NK細胞
特に腫瘍細胞やウィルス感染細胞の
拒絶に重要である

お灸では
・貪食活性亢進
・好中球、マクロファージ活性化
が考えられています。

※貪食作用
異物を処理する最も基本的な防御機構 .
※好中球
白血球の一種
生体内に侵入してきた細菌や真菌類を貪食することで感染を防ぐ役割をする。
※マクロファージ
白血球の一種で、死んだ細胞や体内に生じた変性物質、侵入した細菌などの異物を捕食して消化する。外傷や炎症の際に活発である。

 

T細胞やNK細胞は、ウィルスや菌をみつけて攻撃してくれます。好中球や貪食細胞など感染を防いでくれる頼もしい細胞が、鍼灸を受けることで活性化されます。

 

鍼灸を受けると、自律神経系や筋血流にも良い影響を与えるので、身体の痛みやホルモンバランスまでさまざまな体調にアプローチすることができます。

とはいっても、この時期外出は極力避けたいという方は、ご自宅でお灸をされることをおすすめします。ツボをせんねん灸などのお灸で温めることで活性化させるなどの効果が見られます。

特に外せないのは、これまで何度も出ている「足三里」です。一度お試しください。すえかたなどわからないことはいつでもご相談ください。

セルフケアで免疫力、自然治癒力を高めましょう。

リラックス効果もある鍼灸治療を受けましょう❣️

鍼灸治療やツボについて、HP上にあります、鍼灸部のインスタグラムに日々投稿していますので、チェックしてくださいね。