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2020.12.10

今できることを考えて行動しよう。

早いもので2020年も残り21日となりました。

寒くて日照時間の短い冬と、コロナウィルス感染者増の暗いニュースが重なり、鬱々とした気持ちでいる方も多いかと思いますが、今年1年、コロナ禍で辛かっただけの1年で終わらせたくないので、自分にとっての良い出来事を振り返ってみるのも良いのではないかと思います。

そして、こんな時期だからこそ、受験生やアスリ-トの方であれば、地道なトレーニング、体力づくり、走り込み、怪我をしない体づくり、基礎力、応用力のアップなどしっかりと実力をつける良い時期だと思います。

また、何よりもご自身の健康面を、改めて見直す良い時期であると思います。

今年はコロナ禍で、妊活もあまりしない方が良いという意見も聞かれました。
ですが、女性の年齢は待ってくれません。

女性の卵巣内にある原子卵胞は、出生時には200万個あるといわれますが、この数は思春期では5万個~10万個となり、年齢とともに減少していきます。

そして原子卵胞から排卵できる卵に成長するまで、約1年の歳月を経ています。

妊娠には「卵の質」が大切であり、1年後の妊娠のために、今のこの時期、体調を整えて良い卵を育めるように、体調を整えておくと良いです。

そして、そろそろ赤ちゃんが欲しいと思うときに、行動を起こすことが大切です。悩んでいても時間は過ぎていきます。

一歩ずつ前に進んでいきましょう。

【妊活中の方に大切なこと】

・1日30分~60分程度の運動・・・週3回以上か週3回で比較した場合、週3回以上の方が妊娠率が向上したそうです。(この時、心拍数が普段の1.5倍程度上昇するのが良く、運動後急に止まると活性酸素が発生するので、最後にゆっくりと終っていくのが良い層です。)

・砂糖、小麦を控える。(パン、クッキ-などのお菓子類に多いですね。)

・お酒、コ-ヒ-は飲み過ぎない。

他にも大切なことがありますが、先日の研修会で聞き取った内容を記載いたしました。

当院でもコロナ禍の今年、妊活中の方からは嬉しい妊娠報告が、逆子ちゃんの方からは無事にかえって出産しましたなどの報告をいただきました。来年1年も不安定な状況が続くかもしれませんが、力を合わせて、元気に過ごしていけたら良いですね。